勝手に解説シリーズ(3)「問題は解決するな」Kan.さん

※勝手に解説シリーズでは、本を読んでみて、独自の解説をつけています。




こんにちは、しゅんすけです。





今回、気になった文章は


6ページ2行目にある


「もし途中でわからないと感じる部分があれば、「保留」にしておいて下さい。

そのまま持ち続け、時が来れば、きっと腑に落ちる瞬間が訪れるでしょう


です。




「わからない」を
「わからないまま」にしておける大切さ



「わからない」ということを受け入れられるでしょうか?



実は、よくよく考えてみると、毎日には「わからない」が沢山あります。



例えば。

今夜、眠りについて、明日、無事に起きられるかどうか

わかりません。

なんの保証もありません。



ですが

明日、無事に起きられるわからないこと

を「問題」としている人は

あまり多くはないと思います。



「わからない」が「問題」となる時は

怖さや不安がある



例えば。

獣が沢山の山中で夜の明かすとき

「明日は無事に起きられるのだろうか」

と「わからない」ことが「問題」となるかもしれません。



例えば。

相手の機嫌がすごく悪いとし

「これを言ったらどんなことされるか」

と「わからない」ことが「問題」となるかもしれません。



どちらにしても

「わからない」のが問題となるときは

怖さや不安がある時です。



ここで大切なのは

「わからない」こと自体は何も問題ではない



本当に問題なのは

怖さや不安なのだということです。



もし、怖いならば、怖いんだなと受け入れてください。

もし、不安ならば、不安なんだなと受け入れてください。



そうすると

「わからない」を

「わからないまま」にしておけます。



「わからない」が「わかる」ようになるには「言葉」と「体験」が必要になる



人のは、言葉と体験がセットにならないと「わかれない」生き物です。



例えば。

リンゴという言葉を知らずに、リンゴを食べると「なんだこれ?」となります。



リンゴをわかるためには

リンゴを食べるという体験だけでは足りなくて

リンゴという言葉を知らねばなりません。



例えば。

富士山の絶景という言葉を知っていても

富士山に登って絶景をみる体験がないと

富士山の絶景をわかることはできません。



言葉と体験が満ちたとき、腑に落ちる。



「腑に落ちる」の「腑」は、五臓六腑の「腑」です。


つまり、「腑」とは「腹」のことです。


腹とは、身体のセンターなので「実際に体験する」ことを意味です。



親の心、子知らず。

という言葉があるように。

自分が親になってみて初めて

「あぁ…そういうことか」と

腑に落ちる事があります。




本のタイトルである

「問題は解決するな」の意味も

今はまだ「わからない」かもしれません。



「わからない」を

「わからないまま」にして(保留にして)

沢山の体験をしてください。



自分が、一番、気になること

自分が、一番、大切だなと感じること

を体験してみてください。



言葉と体験が十分に満ちたとき

「問題は解決するな」の意味も

あぁ… そういうことかと

腑に落ちるときがやってきます。


創造の源から

いつでも、だれでも始められる「本当の自分」に還る旅


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