勝手に解説シリーズ（４）「問題は解決するな」Kan.さん
※勝手に解説シリーズでは、本を読んでみて、独自の解説をつけています。
こんにちは、しゅんすけです。
今回、気になった文章は
２５ページ７行目にある
「自分に起きたことだから、「どんな問題が起こっているだろう」と見ることは大事です。でも、それが100％」
です。
自問自答してみることの大切さ
自分に起こった事から
どんな問題が起こっているのか
を見極めるためには
自問自答が大切です。
自問自答をして
問題を見極めると
自分の気持ち
が明らかになってきます。
問題の本質は「気持ち」にある
例えば。
娘がご飯を食べてくれなかった
という出来事があったとき。
娘がご飯を食べてくれなくて、どんな気持ちになった？
と自分に聞いてみます。
私は悲しかった。
と答えが返ってきたとします。
この「悲しかった」は 気持ち です。
これが、問題の本質です。
自問自答をして気持ちを見つけていくと
娘がご飯を食べてくれなかった
という出来事が問題なのではなく
私は悲しかった
という気持ちが問題なのだとわかります。
これが「どんな問題が起こっているだろう」と見ることになります。
気持ちがわかったら、それで終わり。
私は悲しかったんだ
と問題（気持ち）を明らかにしたら
何をする必要はありません。
問題を見つけたからといって、解決しようとしないことです。
敢えてすることと言えば
私は、悲しかったんだ
私は、悲しかったんだ
私は、悲しかったんだ
と、問題を見つめ続けるだけでいいんです。
いつの間にか 気持ち は消えていきます。
人が出来るのは、気持ちを明らかにするまで。
気持ちの解決は、時間してくれる。
人に出来ることは、出来事から気持ちを明らかにすることまでです。
気持ちを明らかにしたら、あとはアレコレしないこと。
慣れないと難しいかもしれませんが
何もしないでいれば
あとは時間が薬になってくれます。
やがて 気持ち は晴れていきます。
気持ち が晴れると、次の出来事が起こります。
出来事が起こったら、自問自答で気持ちを明らかにします。
ずっと、これの繰り返しです。
出来事 → 気持ち → 待つ → 出来事 → 気持ち → 待つ → …
この体験を何度も繰り返すと
問題は解決しなくていいんだ
と腑に落ちて楽になっていきます。
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