勝手に解説シリーズ(7)「問題は解決するな」Kan.さん

※勝手に解説シリーズでは、本を読んでみて、独自の解説をつけています。




こんにちは、しゅんすけです。





今回、気になった文章は


161ページ2行目にある


「今この体にいることで、いろんな人と会い、いろんな体験ができます。

旅をしたり、食事をしたり、誰かと会話をしたり、ケンカをすることができる。

「この人は好き」と思い、「こいつ大嫌い」と思える。

「これはいい」「これは悪い」と自分を縛らないで、正直になればいい」


です。




あらゆる体験は宝物。

好き、嫌いに、いいもわるいもない。



例えば。


食材を買い物している時。


これ好きだな、これは嫌いだな

これ食べたいな、これは食べたくないな


とか、感じると思います。



こうした好き嫌いに、いいもわるいもありません。



食べたいものを食べていい。

食べたくないものは食べなくていい。

好きなものは好きでいい。

嫌いなものは嫌いでいい。


だからです。



好き嫌いの対象は「食材」であっても「他者」であっても、同じです。



好きなひとは、好きでいい。

嫌いなひとは、嫌いでいい。


だからです。





好き嫌いがあることは、わるいことではない。



好き嫌いは、よくない。

と教わった方もいるかもしれません。

それは間違いです。



好き嫌いは、本来のあるべきトコロへ導いてくれる大切な感覚です。




誰の「問題」なのか。



例えば。

子供の頃、親から好き嫌いはダメで、なんでも食べなさい。

と言われたとする。



それは、親が何らかの「問題」を抱えているからです。



ちゃんと食べさせれば、体が大きくなり、周りに親としてちゃんとしてると思われるからかもしれません。

子どもを健康に育てたいと思い、よかれと思って自分の思う食材を食べさせたいからかもしれません。



でも、それは

親が周りによく見られたい、という「問題」だったり

親がよいと思うものを食べてほしい、という「問題」を抱えていることです。



子供に「問題」はありません。



好きなものを食べるとき。

心も体もスムーズに動きます。

本人に「問題」はないからです。



嫌いなものを避けるとき。

心も体もスムーズに動きます。

本人に「問題」はないからです。



自分が何を食べるべきなのか?

自分が何を欲しているのか?



人はみんな本能的に知っています。




好き人、嫌い人がいていい。



食べ物と同じで

自分が誰と好きなのか?

人は本能的に知っています。



好きな人が現れると人間の瞳孔は大きくなる、という研究結果があります。

本能的に知っているんです。




逆もまた然り。

自分が誰が嫌いのか?

人は本能的に知っています。




好きな人と関わっていくこと

嫌いな人と距離を置くことで

本人にとって最適な人間関係が作られています。




好き嫌いに正直になることが、ハートを開いていく(目覚め)のカギ。



好きなものを好きと言える。

嫌いなものを嫌いと言える。


好き嫌いに正直でいられると、人は瞳を輝かせます。

こうしてハートは開いていきます。




好き嫌いに正直な人は

誰が見ても

「あぁ、正直だな」と好印象を与えます。



他者のハートを開くお手伝いをしています。



自分がハートを開くと

相手もハートを開きます。



自分を我慢したり、縛ったりせず、好き嫌いの感覚に正直になることは

百利あって、一害もありません。


創造の源から

いつでも、だれでも始められる「本当の自分」に還る旅


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