勝手に解説シリーズ(1)「問題は解決するな」Kan.さん



※勝手に解説シリーズでは、本を読んでみて、独自の解説をつけています。




こんにちは、しゅんすけです。




今回、気になった文章は

タイトルにもなっている

「問題は解決するな」

です。



現代日本の人間は、教育で「解決すること」を教わります。



誰かの作った

1 + 1 

という問題に対して

1 + 1 = 2

と答えを出すと「正解」と言われます。

(多くの場合、喜ばれる、褒められる)



これが繰り返し行われることで

問題は解決すればいい

と刷り込まれます。



気持ちの問題は、解決できない。

解決しなくても、味わってると消えていく。



例えば、誰かを好きになった時。

好きという気持ちは自然と起こってきます。



好きという気持ちに気づいた時

好きと伝えると気持ちは消えていきます。



好きという気持ちが問題になるのは

言いたいのに、言えない

という矛盾を抱えた時です。


過去に傷ついたから、もう傷つきたくないと思ってるのかも知れない。



言いたいのに、言えない


言いたいのに、(傷つきたくないから)言えない

なのかもしれない。



矛盾があるとき、トラウマがある。

矛盾を味わいつくすとトラウマが癒される。




矛盾を味わい尽くすプロセスを簡単に書いてみると…




言いたいのに、言えない。

… けど、やっぱり言いたい。



(ここまで数日かかる)



どぉ〜すればいいんだ。

う〜、う〜、ゴロゴロ、ゴロゴロ。



(ここまで数日~数ヶ月かかる)



… 言わないとダメだよね。

… いつまでもグダグダしていても拉致あかないよね。



(ここまで数ヶ月かかる)



… 好きです。



こんな感じで

矛盾を味わい尽くすと

トラウマは癒されます。


(相手がOKでも、NGでも、その時の気持ちを味わい尽くすと、また癒されていく)




矛盾を味わい尽くすと

解決は自動的にやってくる。



言いたいのに、言えない

という問題を解決したのは

やっぱり言おう

という気持ちです。



これは味わい尽くしていると、自動的に起こってきます。



解決は、自動的に起こってくる。

だから、問題は解決するな、なんだと思います。



気持ちの問題は、算数のように解決できない。

味わうことでしか、解決はできない。



好きという気持ちを言う言わないは

算数のように解決できません。



好きという気持ちは言えばいい

というのは、本能的にわかります。



けれども、トラウマが邪魔するからです。




それが問題であり、矛盾になります。




だから、味わい尽くすことで、トラウマを解消していきます。


こうして、問題は消えていきます。





毎日が矛盾でいっぱいならば

それは

自分を癒していくチャンスがやってきている

ということなんです。



それは、人生が順調にいってる証拠でもあります。



※ ここで書いたトラウマは、思い込み、刷り込み、カルマ、不安、恐怖と置き換えてもいいです。


※ ここで書いた好きは、怒り、悲しみ、寂しさ、不安、恐怖、感情と置き換えてもいいです。

創造の源から

いつでも、だれでも始められる「本当の自分」に還る旅


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